デヴィ夫人の英語力 若い頃の地道な勉強法

英語ペラペラな芸能人

日本のシンデレラであるデヴィ・スカルノさんの英語力を、アメリカ在住19年・現在英語講師をしている筆者が英語チェックさせていただきました。

「恐れ入りました」
という感想です。ますますデヴィさんが好きになりました。

数多くはでていませんが、デヴィさんの英語スピーチの分析です。
スピーチ原稿を用意していないにも関わらず、文法の間違いがほとんどありません。

デヴィ・スカルノ夫人 若い頃の地味な英語勉強法

もくじ

  1. デヴィ・スカルノさん デヴィ夫人とは ハーフ?
  2. 英語がペラペラ デヴィ・スカルノさん
  3. 英語独学したデヴィ・スカルノさん
  4. 英語脳で話すデヴィさん
  5. デヴィさんの英語の発音は悪い?
  6. デヴィさんの英語スピーチ

デヴィ・スカルノさん デヴィ夫人とは ハーフ?

本名: インドネシア名:ラトナ・サリ・デヴィ・スカルノ
英語名: Ratna Sari Dewi Sukarno
日本名:根本 七保子(ねもと なおこ)
通称:デヴィ夫人
生年月日: 1940年2月6日 みずがめ座
血液型:A
身長:159㎝
肩書: タレント、YouTuber、インドネシアのスカルノ元大統領第3夫人、NPO法人アースエイドソサエティ総裁、株式会社デヴィーナ・ソサエティ代表取締役

ハーフのような容貌ですが、純粋な日本人です。

英語がペラペラ デヴィ・スカルノさん

デヴィさんは、「接客で英語力をつけたのだろう」という説があります。

確かに各国の主要人物との交流で英語を話す機会は毎日のようにあったことと思います。
でも、社交界は「英語力を身に着けた」場所だったのではなく、「実践」の場所。つまり「持っている英語力をさらに伸ばした」場所なのです。

ベースとなる英語力がないと、子供でない限りどんなに環境が整えられていても上達しないからです。

筆者は長年アメリカに住んでおり、その間多くの日本人移住者(大人で移住)に会いましたが、日常会話がやっとという方は大勢いらっしゃいました。

デヴィさんは、実践会話の前にすでに英検2級程度の英語力は持っていたということがうかがえます。

英語独学したデヴィ・スカルノさん

経済的に苦しい家庭にいたデヴィさんは、社会正義のために戦おうと決意。
教養さえつければ人の上に立てると信じ、世界名作の本をむさぼるように読みあさる。

中学では廊下に成績が張り出されるのですが、わたくしはいつもトップクラス。 特に歴史と英語は3年間ずっとクラスで一番でした。当時は先生も学友もわたくしが高校へ進学するものだと思っていたようですが、わたくしは何の迷いもなく就職を選びました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3c91f434a72bfdd1f02cf837a64d567510930ba8

英語脳で話すデヴィさん

英語がいくら上手に話せても、やはり母国語というものはふとした時にちょこちょこ出ます。

「えっと」「なんだっけ、、」「あのぉ」「うん」「そう」
のような独り言は無意識に出るものです。
留学経験があろうと、やはり出てしまいます。

それが出ないということは、デヴィさんは「英語で思考」している証拠なのです。
日本語で考えた文章を英語に直してスピーチしているのではなく、英語で考えたままが口をついて出ているということです。

英語脳で話すときは、しぐさにも日本人的なものが表れません。 
たとえば、「相槌」です。
日本人は、話の途中で「うん、うん」「そうなの」「それで」と頻繁に相槌をうつことが良い聞き手とされていますが、この日本の習慣は海外の人に言わせると「特殊」です。
参考記事日本の相槌は多すぎ 英語で良い聞き手とは

デヴィさんの英語の発音は悪い?

「デヴィさんの発音はちょっと日本人ぽいではないか」という意見が多いです。

音楽の世界で言えば「絶対音感」というものがあります。
絶対音感は、2歳までとも3歳までとも言われています。

語学の発音に関してもこれがあてはまります。 
その絶対音感の年齢までに聞かなかった音は、発音を究極までまねしても完璧にはできない。その年齢までに聞きさえすればその10年後でも、20年後でもトレーニングで復活させることができる、とのこと。

これを読んでいる読者さんもこんな経験ありませんか。
この人日本語上手だな、という外人さん。
でもどんなに上手でもやはり発音で外人とわかりますよね。
やはりノンネイティブがネイティブの発音にはなりきることができません。

というわけで、発音はデヴィさんには日本人なまりは多少あるけれど、ノンネイティブとしては高得点。

デヴィさんの英語スピーチ

このスピーチで、デヴィさんは原稿は読んでいるわけではありません。

あらかじめ原稿を作ってそれを暗記しているわけでもなく、カジュアルに、思ったまま、口に出たままお話されているようです。

原稿のないスピーチでは文法を間違えがちですが、デヴィさんは正確ですね。

日本語にはない「使役」、三人称のS,「受け身」など、テストでは満点の人でも、実際会話となるとぬけがちです。

おそらく文法・単語は参考書などで勉強されて、下地をしっかり作ったのでしょう。

デヴィさんの英語スピーチ分析

  • I’m really grateful to be here in NY.
    ここにいることができて実に光栄です
  • I was brushing my teeth with tap water and I was realized that I’m in NY.
    水道水で歯を磨くことができていて、自分はNYにいるのだなあと認識しました。

関係代名詞that をうまく使っています。

We have had such a devastating earthquake and tsunami something never happened in a history of Japan. 

  • 私たちは日本の歴史上初めての破壊的な地震と津波を体験しました。

have had 過去完了の文章です。have とhadの組み合わせは初心者には違和感を感じがちですが、正しい文です。
また、日本語と英語では、話す順番がさかさまになりますが、その点も慣れていらっしゃる様子ですね。

  • We happened to have such fear with radiation from nuclear plant.
    I don’t know if we can solve it within days, weeks or months, we still do not know. 
    私たちは予期せず原子力発電所からの放射線物質におびえることになりました。それが数日なのか終週間なのか数か月かかるのか解決できるのかも知りませんし、今もまだわからないのです。

happen to have は「たまたま」「予期せずに」というニュアンスを持つ熟語です。

「一体どのくらいで」見当もつかないという様子を強調するために、days,  weeks, or months という表現を上手につかっています。

【まとめ】デヴィ・スカルノ夫人 若い頃の地味な英語勉強法

デヴィさんは、ここまで英語力をつけるには並大抵の勉強量ではないと思います。

たしかに英語での社交場は多くあり、そこで鍛えられたでしょう。でも、そこに出ておそらく恥も数多くかいてきたことでしょう。

会話がうまくいかなかったことは絶対あったでしょうし、カジュアルな場ではないだけに、何度も聞き返すことも失礼にあたるのではないかと想像します。
一体どのように乗り越えられたのか想像がつきません。

大統領夫人という役割を果たせるような語学力。勉強量はもちろん、並外れた精神力をお持ちなのだと思います。

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