英検二次面接での聞き返しは何回まで? 聞き返し方
「英検の二次面接の試験では、何回まで聞き返せるか。」
これについて疑問を持っている方が多いです。
英語講師をしている筆者の予想を、書きました。
英語面接で聞き取れなくて、黙ってしまったりわかったふりをして適当に答えたりすると、印象も悪いし減点の原因になります。
面接では聞き返しても良いのです。
堂々と聞き返しましょう。
聞き返しのバリエーションは、好きなものを2つほど用意しておけば良いでしょう。
おすすめのフレーズを用意しました。
英検二次面接での聞き返しは何回まで?
もくじ
- 英検面接で聞き取れなかったら
- 面接での聞き返し方
- カジュアル場面 ユーモアの聞き返し
- 電話での聞き返し方
英検面接で聞きとれなかったら減点?
英検の二次面接の減点方法は、公表されていません。
長年、英検を受験する生徒を見てきて何百という生徒の聞き取り調査をしてきたことから、筆者は「2回」がまで聞いてよい回数ではないかと信じており、自分の生徒に言ってきました。
その根拠はもうひとつあります。
英検3級以上では、コンピューターベースでの1-dayCBT受験 方式があります。PC上の面接セッションでは2回まで「もう一度」のボタンが押せるようになっているからです。
面接での聞き返し方「もう一度言ってください」
聞き返し方には、丁寧とカジュアルがあります。
面接で緊張してても出てくるように一つ自分が一番いいやすい「おとくい」フレーズを決めておくと良いでしょう。
Excuse me?英語の聞き返し
- Excuse me?
- Pardon?
- I’m sorry?
✓フレーズの語尾を上げることで、「なんとおっしゃいましたか?」 という一番有名な聞き返しになります。
ビジネスシーン、カジュアルシーン、広く使えるので、この3つのどれかで聞き返すのがおススメです。
ただ、2、3度聞き返すとなると同じフレーズの繰り返しはしつこくなります。
Say that again?英語の聞き返し
- Say that again? もういちど言ってくれる?
✓これだけでもそこそこ丁寧ですがPlease を文頭か文末につけるだけでより丁寧な言い方になります。
I didn’t catch that. I missed that. 英語の聞き返し
- I didn’t catch that.よく聞こえませんでした
- I missed that. 聞こえなかったんです
✓ちょっと遠回しな表現です。比較的カジュアルですので、あまりビジネスではおすすめできません。
1度目に聞こえなくて、繰り返してもらったけど、また聞き取れない。
2度目に聞き返すときはこれで言ってみる、というのはいかがでしょう。
What was that? Come again? 英語の聞き返し
- What was that? なあに?
- Come again? もう一度いい?
✓これらの2つはカジュアルな、「もういちど言って」です。
ビジネスの世界や、あまり目上の人には使えません。

What? 英語の聞き返し
What? なに?
大人としてはあまりおすすめできないフレーズです。
とは言え、What? と聞き返すネイティブもたまにいますので一応とりあげました。

✓日本人の耳には、
What? = はぁ? ではない!
発音が、日本語の「はぁ?」に聞こえるため、言われた日本人は
「失礼な!!」
とカチンときてしまうというケースをよく聞きます。
でも、純粋に「何?」と聞いているだけで、非難の意味は込められているわけではないんですよ。
カジュアルでユーモアな英語の聞き返し方
- There is something wrong with my ears today. 今日は耳がどうかしちゃったのかしら
✓軽いユーモアで空気を和ませる余裕があったら良いですね。
電話での英語の聞き返し方
電話でも同様の聞き返しフレーズを使えます。
追加で、電話で使えるとても感じのよい表現をふたつご紹介します。
相手のしゃべり方や声のせいではないよ、という遠回しの言い方です。
- There is a lot of noise. 雑音がひどくて
- It is bad reception. 電波の感度が悪くて
【まとめ】英検3級も2級も同様 二次試験での聞き返し回数とフレーズ
- 聞き返しのフレーズは決めておくこと。おすすめは
Excuse me? Pardon ?