ache, sore, pain の違い 英語で筋肉痛はmuscle painではない?
「運動しすぎて筋肉痛」の筋肉痛を英語で、muscle pain と言ってしまっていませんか。
実は、運動による筋肉痛のことは muscle pain ではなく、sore です。
muscle pain とは例えばインフルエンザなどの疾患が原因で痛む筋肉の場合になります。
筆者も知らずに、アメリカで筋肉痛がと言ったつもりでmuscle pain と言ってしまい、心配された経験があります。
この記事では、筋肉の痛みは「原因」によって、使い分けることについて説明をいたしました。
この記事をお読みいただければ、pain、sore、ache を、使い分けができるようになります。
ache, sore, pain 痛み・痛い の意味と使い分け
もくじ
- 筋肉痛と筋肉の痛みで使い分ける
- ache
複合名詞
複合名詞でない - pain
- 肩こりはstiff
「筋肉痛」と「筋肉の痛み」で使い分ける ache, sore, pain
筋肉の痛みには3種類あります。
痛みの原因で使い分けています。
- sore 筋肉痛 (運動による筋肉疲労の痛み)
- muscle pain 筋肉の痛み(筋肉を損傷・怪我が原因)
- muscle ache 筋肉の痛み(風邪やウイルスなどによる痛み)
✅筋肉痛は、leg, arm など部位を示しながら表現する
✅muscle を言及する場合は、筋肉の損傷やウイルスに冒されている場合
*muscle は複数にします。
- I have sore muscles. 筋肉に痛みがあります
- My muscles are sore. 筋肉に痛みがあります
- I have my sore legs. 足が痛い(筋肉痛)
- My leg is sore. 足が痛む(筋肉痛)
ache 痛み
pain とache は、意味自体はほとんど違いはありません。
pain のほうが ache よりも痛みが強いニュアンスと言われています。
けれども、痛みは当人しかわからないものですから、ただのache のところをpain と言ったところで、「違う!」ということは言われません。
とくに神経質になる必要はありません。
複合名詞の場合 ache 痛み
体の部位にach が付く複合名詞は、頭、胃、腰、歯、耳の5つほどしかなく、これらはpainでは表現されません。
- headache 頭痛
- stomachache 胃痛
- backache 腰痛
- toothache 歯痛
- earache 耳痛
- I have a headache. ひどい頭痛がします
- I have a stomachache. 軽い胃痛がします
複合名詞でない場合 ache 痛み
頭、胃、腰、歯、耳複合名詞でない場合、たとえば膝や体などの表現のしかたはスペースが入ることです。
身体の部位+スペース+ache →例 knee ache
あるいは、動詞として→例 my knee pains
- My right knee is aching. 右ひざが痛みます
- I ache all over.体中が痛みます
pain 痛み
複合名詞の知識がなくても、painを使えば万能です。
✅pain は単数扱いとなりますので a を忘れずに。
- tooth pain
- ear pain
- knee pain
例文:
- I have a severe pain in my eyes. 目にひどい痛みがある
- I have a dull pain in my neck. 首に鈍痛があります
- I have a tooth pain. 歯が痛みます。
pain 「ひどい痛み」「軽い痛み」
「ひどい痛み」というように程度を表す場合は いろいろありますが程度を医学的に表す場合には、severe を使います。
軽い痛みという場合は miner になります。
bad の比較級とhorrible terrible awful の違い
go see a doctor 文法的な疑問・hospitalとの違い
- severe pain ひどい痛み
- miner pain 軽い痛み
肩こりは stiff
肩こりを英語では stiff と言います。
筋肉が凝っているのに、やはり、muscle とは言わずに部位を出す場合がほとんどです。
- I have stiff shoulders. 肩こりがする
- My neck is stiff. 首がこっている
ache, sore, pain の意味【まとめ】
- sore 筋肉痛
- muscle pain 筋肉を損傷した痛み
- muscle ache 風邪やウイルスなどによる筋肉の痛み)
- 複合名詞は5つ(headache など)