mayはmightの過去形?可能性の度合い 【例文あり】
学校で助動詞may は might の過去形だと習いました。
can/could, shall/should などのほかの助動詞がそうであるように。
ところが、ネイティブはmayや might を 過去とか現在とかでは使い分けていないのです!
mayとmightは許可、推量、推測のために用いられる助動詞です。
今回の記事では、かもしれないという推測の意味にスポットを当てて解説しています。
may, mightの違いと意味
- mayとmight の違い
- 【推量の過去】might have 過去分詞
- maybe とmay be は違います
may と might「~かもしれない」
- That may be true. それは本当かもしれない
- That might be true. それはもしかしたら本当かもしれない
✅両者とも「それは本当かもしれない」という和訳をつけますが、 1が五分五分の可能性の「かもしれない」
✅2は自信がないニュアンスを含めています。「もしかしたら」という言葉を補足するとぴったりでしょう。
✅つまり、mayやmight は「~かもしれない」という意味で文章に用いるときは、過去とか現在という時制にとらわれず、「可能性の違い」で使い分けているのです。
might have+過去分詞[推量の過去形]
✅ 「かもしれない」の推量を過去形にしたいときは、might を用いたうえでそれ以下を過去完了[have+過去分詞] に直します。
She might have forgotten. 彼女は忘れてしまったのかもしれない
- She may come. 彼女は来るかもしれない
- She might come. 彼女はもしかして来るかもしれない
- She might have come. 彼女は来たかもしれない【過去形】
maybe と may be は違います
may be
maybe(たぶん、おそらく)副詞
この2つは似ていてカン違いしやすいです。注意!
参考記事 意味と違い probably、maybe、perhaps、possibly
【まとめ】mayはmightの過去形?使い分け
- may ⇒might 時制の使い分けはなく、代わりに可能性の違いで使い分ける
- might はやや自信がないニュアンス