personality とcharacter の違い【例文あり】
「癒しキャラクター」
「すぐれたパーソナリティーの持ち主」
日本語にもなっている personality, characterは、似通っていて今ひとつはっきり定義を言うことができず、もやもやしていました。
簡単に言えば、personalityは「人格」、characterは「性格」という感じでしょうか。日本語でも、人格と性格ではちょっとニュアンス違いますよね。
personalityとcharacterは、ほかにも意味がありますが、今回は「人格」「性格」「気質」といった意味にフォーカスして比較していきます。
personality character identity の意味
- personality 意味と例文
- character 意味と例文
- まとめ personality と character 使い分け
personality 人格・性格
意味:人格・個性・性格 【不可算名詞】
態度や振る舞いとして現れる部分の「性格」で」す。
状況や判断される人々よって変わりうるもの。
✅「あなたの内面が世界に出しているところ」がコア
- His personality is so sweet, and everybody loves him. 彼はとてもやさしいので皆彼が好きだ
- Her hand-writing reveals her personality clearly. 彼女の筆跡には彼女の性格がよくあらわれている
character 性格・気質
意味:性格、性質、気質、特質、特性、特色、人格 【不可算名詞】
必ずしも個人について用いられるとは限らず、集団・国民性・動物・非生物に対しても用いられます。
✅基本的に「変わらない」部分、「あなたの内面そのもの」がコア
- She has a cheerful character. 彼女は陽気な性格をしている
- The three brothers are quite different in character. 3人の兄弟は性格がかなり違っている
- He is quite a character. 彼はおもしろい人だ
personality とcharacter の使い分け方【まとめ】
character は、一般的な用語としての「性格」であり、周囲との関連性に関する文章があってもなくても、使えるのです。要するに、広い意味があるのがcharacter です。
これに対しpersonality は、周囲に与える影響や関係をかもしだす「性格」であります。たとえば、この文章のように
I really love your personality. 「ほんとうにあなたの性格が好きだ」
対人関係の中での性格を表しているため、personality を用いています。
日本語で使っているキャラクターと パーソナリティーは、英語と少し「ずれ」があるのがおわかりでしょうか。
とはいえ、正式な翻訳や試験でなければ、この微妙な違いについて神経質になる必要はありません。