assist help support rescue save 違いと使い分け
「助ける」「手伝う」という意味の単語は
assist, help, support, rescue, save とたくさんあり、なじみのある単語のようで使い分けがあいまいだという人が多いです。
また、support サポートや assist アシストは日本語としてでも使われますが、英語での使い方をこの機会にクリアにしていただきたいと思い、この記事を書きました。
assist help support rescue save 違いと使い分け
もくじ
- help
- save
- rescue
- support
- assist
help 助ける
help は広い意味で「助ける」という意味です。
✅help は広い意味なので具体的な単語を補足する必要があります。例えば事故で人を助けたという時も、何を助けたのか、危険から遠ざけること?ケガの治療で?を補足するのです。いっぽう rescueはこの一言で危険から遠ざけたことが明確です。
✅support や assist はhelp で言い換えることは可能ですが、やはり補足の単語がないと、具体的なイメージは伝わりません。
- I helped my brother with homework.
私は弟の宿題を手伝った - Please help me in finding my cat.
猫を探すのを手伝って下さい - He helped me out of the difficulty.
彼は苦境から私を助け出してくれた
save 救う
save は危険や困難から「救う」ことを意味する語です。
✅help は広い意味ですが、saveは危険や困難から救う場合のみになります。
✅rescueは「救う行為」にのみスポットが当たる感じ、saveは 「救い出す結果」にスポットが当たっているので、救われたという結果あってのsaveです。(未来形であれば確信があるということが前提)
- He saved my life.
彼は私の命を助けてくれた - They saved a child from the fire.
彼らは子供を火事から救った
rescue 救う
rescue は危険や困難から「救う」ことを意味する語です。
✅災害、事故など命に係わる事態に使われます。例えば、警察や消防のような組織による「救助」ではこちらを使います。
✅save は救われる結果にスポットが当たっているのに対し、rescue は救助される、されないの結果にかかわらず「助ける行為」そのものにスポットがあたっています。
✅スラング的に、ちょっとしたhelpであっても大げさに rescue と表現する場合もあります。笑いを取る場合には有効でしょう。
- I was rescued by a fireman.
消防士に救助された。 - They rescued a child form the fire.
彼らは子供を火事から救った
support 支援する 、サポートする
「支援する」「(倒れないように)支える」
✅金銭的、精神的での支援や援助を意味することが多い。
✅child support , financial support のように名詞で使われることが多い。
✅Stand by You の意味 Stand by meの意味 スタンドバイユー・スタンドバイミーとは
- Thank you for your support.
ご支援ありがとうございます - I will support my sun financially until he find a job.
私は息子が仕事を見つけるまで経済的に援助するつもりです - Stand by me.
(自分が危うくなったときに)支えてね
assist 手伝う アシストする
手伝う、援助する、補佐する
✅アシストやアシスタント(補佐)という言葉が日本語として使われているくらい馴染みのある言葉ですね。
- We learned how to assist blind people.
私たちは全盲の方を手助けの仕方を学んだ - The Vice President will assist the President.
副会長は会長を補佐する
assist help support rescue save 違いと使い分け【まとめ】
- helpは広い意味だが、単語を補う必要がある
- 援助する support, assist
- 救助する rescue, save