海外にクリスマスカード 喪中の場合・非クリスチャンはどうする?
EメールやSNSが主流になってきた昨今ですが、まだまだ、欧米では切手を貼って出す紙のクリスマスカードの習慣は廃れていく気配を感じません。
日本では、家族が亡くなったときに「喪中」となり、年賀状は出しませんよね。欧米でも喪中があるのでしょうか?
クリスマスカードを海外に出すにあたって、相手が非クリスチャンや喪中など、特別な事情がある場合の書き方・出し方についての記事を書きました。
海外にクリスマスカード 喪中の場合・非クリスチャンはどうする?
- クリスマスカードの準備
- クリスマスカードを送るタイミング
- 英語でクリスマスカードの書き方
非クリスチャン宛て用クリスマスカード
喪中とクリスマスカード - エアメール封筒の宛名の書き方
- クリスマスカードを安く送る裏技
海外へのクリスマスカードの準備
日本での年賀状と同じように、クリスマスカードは、家族や子供の写真入りレイアウトを印刷会社に外注したり、市販のものを使います。
市販のものを利用する場合は25枚入り、50枚入りなどと束で買うケースが多いですが、お母さんや恋人など特別な人用のカードを個別に用意する人もいます。
クリスマスカードを送るタイミング
アメリカでは感謝祭 Thanks Giving Day という大きなホリデーが11月の下旬にあり、それが終わるといっせいにクリスマスモードに入り、人々は準備を開始します。
プレゼントのショッピング、パーティーのプラン、ツリーや飾り付け、そしてカードを準備して郵送します。
12月は郵便局は繁忙期なので、エアメールがいつも1週間くらいで到着するところを2週間ほどかかっているようです。
エアメールであれば12月初旬に出しても早すぎません。早く到着しても喜ばれます。
プレゼントも送るのであれば、手書きで小包のラベルはNGになったので注意してください。
手書きのEMSラベルなどでは届かない。登録が必要です
英語でクリスマスカードの書き方
✅カードに文面が印刷されている場合は以下の3つを書くだけです。
- 一番上の行に「Dear お友達の名前」
- 文面の最後の部分に「Best Wishes,」
- その真下に「サイン」
✅グリーティングの文章を自分で書く場合【文例】
- Wishing you a Merry Christmas and a Happy New Year. (大文字にする箇所注意)
- May your Christmas be filled with joy and happiness.
注意:Merry X’mas は和製英語なので通じません。
非クリスチャンの人宛てクリスマスカード
無信仰の人は気にしなくて大丈夫ですが、カードを送る相手や自分がキリスト教以外を信仰している場合には、クリスマスカードではなくholiday cardまたはgreeting card を送ります。
絵柄のデザインと印刷文面が信仰的になっていないか、注意して選びます。
ユダヤ教の人たちはクリスマスと近い時期にあるHanukkah(ハヌカ)という祭を盛大に祝います。
彼らからはクリスマスカードと同時期にグリーティングカードが届きますが、決してクリスマスを祝っているわけではありません。
- Merry Christmas!などとプリントされているカードを選ばない(サンタクロースやクリスマスツリー、十字架などの絵柄でなく、冬景色等の絵柄などを選びましょう)
- メッセージを手書きする場合は、Happy Holidays! または、Season’s Greetings! が無難です。
喪中とクリスマスカード
日本では、家族を亡くされた方からは喪中はがきが来て、こちらからは新年のあいさつは遠慮します。
でも、海外でそのような方からいつもと同じようにクリスマスカードが来て、びっくりしてしまいます。
つまり、海外には、日本のように喪中という習慣がありません。
気にしないで出して大丈夫です。⇒ お悔やみ sympathy カードの伝え方
エアメール封筒の書き方
クリスマスカードを安く送る裏技
クリスマスカードに関してだけ、相手国限定で通常のエアメールより切手代が安く送ることができます。
条件を満たせばgreeting card 料金が適用されるのです。くわしくは、郵便局の国際郵便のページをご覧ください。
- 封書の内容が企画以内の大きさ
- 封筒の中身がクリスマスカードのみである
- 封をしていないまま窓口にもって行く
- 割引の相手国であること
- 封筒に”Greeting card”と記入する
海外にクリスマスカード 喪中の場合・非クリスチャンはどうする?【まとめ】
- 12月にはいったら早めに用意
- 喪中は気にしなくていい。キリスト教徒じゃない人は注意
- 割引料金を利用しよう