scent, smell, odor, stink 「匂い」の違いと使い分け
「匂い」を英語で言うときに、scent smell odor stink と出てきて、どれを使ったら良いのか迷いますよね。
英語は、においに関する単語は日本語よりも多くありますが、実は使い分けはあまり複雑ではありません。
良いにおい、悪いにおい、食べ物系の匂いなどで、使い分けられています。
この記事を読むと、「匂い」を表現するときに適切な英単語を選択できるようになります。
また、重要な可算名詞、不可算名詞かについても知ることができます。
3分ほどで読める記事となっていますので、お付き合いください。
scent, smell, odor, stink 「匂い」の違いと使い分け
もくじ
- smell
- scent
- odor
- stink
- aroma
- perfume, fragrance
smell 匂い
smell は広く一般的な「匂い」を表現する名詞です。
可算名詞で、数えられます。
- a good smell
いい匂い - a bad smell
悪臭
smell は動詞「匂いがする」としても使えます。
- It smells wonderful.
素敵な匂いがする - It smells wet-dog .
濡れた犬の匂いがする
scent 匂い 香り
scent は一般的な「匂い」を表現する名詞で、smell とほぼ同じ意味ですが 悪い匂いにscent を使うと違和感があります。悪い匂いの場合には、汎用的なsmell を使うか、下のodorを使ってください。可算名詞で、数えられます。
- a sweet scent
甘い匂い - a sent of woods
森の匂い
odor 悪臭
odor は「悪臭」を表現する名詞。可算名詞で、数えられます。
- a chemical odor
化学的な悪臭 - a brunt odor
こげくさい匂い - a deodorant for body odor
体臭の消臭剤
stink 悪臭を放つ
stink は動詞で、「悪臭を放つ」という意味になります。
odor も悪臭ですが、stinkはそれよりも耐え難い強烈な悪臭というニュアンスです。
子どもが良くstinkと言いますが、ストレートすぎて大人の世界はあまり使わないので、意味だけ覚えておけばOKです。
- You stink!
お前臭いぞ!(怪しいぞ、と意味することもある)
aroma 芳香 (可算)
aroma「アロマ」「芳香」など良いにおいで表現する名詞です。
可算名詞、数えられます。
また、おいしい食べ物の「香り」に対しても使います。
- an aroma of coffee
コーヒーの香り - a minty aroma
ミントの香り
perfume / fragrance 香水
perfumeとfragranceは、「香水」を意味します。両者はよく似た意味ですが、香水の専門家は、perfumeのほうがより人工的で強い香り、fragranceはより自然に近い香りとつかい分けます。
scent, smell, odor, stink 「匂い」の違いと使い分け【まとめ】
- 匂い系の英単語は、良いにおい、悪いにおい、食べ物系で使い分ける
- 迷ったときには、万能系のsmellを。
- たとえばおいしそうな場面では、aromaがおすすめ。
✅においに関する名詞はは可算名詞、数えられる名詞扱いです!
可算、不可算名詞についての記事を合わせてお読みください 英語の 数えられる名詞と 数えられない名詞 / fruitは