fight battle combatの違いと例文
ファイトやバトルは日本語になっていておなじみですが、日本語では使い分けはしません。 英語では、この2つはちょっと違います。使い分けの法則は複雑ではないので、この短い記事をお読みいただくだけで理解できますよ。
fight battle combat の使い分け
fight 戦い ケンカ (可算名詞)
戦い、口論、喧嘩、闘争などの可算名詞。また戦うという動詞の意味で最も広く使用されます。
✅動詞の活用 fight fought fought
- My brother and I used to many fights when we were little boys.兄と僕は小さいときに良くケンカしたものだ
- They fight against drugs. 彼らは違法ドラッグに対して戦う
battle 戦争 闘争 (可算名詞)
戦い、戦闘、戦争、闘争などを意味します。可算名詞です(一般的な戦争と言う場合は不可算名詞)。決着をつける為に戦う組織的で大規模な戦いで、 個人対個人の「喧嘩」と言う意味では使われません。 日本人がよく言う「夫婦のバトル」の使い方はまちがってます。
- They were killed in a gun battle. 彼らは銃撃戦で死んだ
- The battle for women’s rights still goes on. 女性の人権を求めての戦いはいまだ続く
combat 戦闘 (可算名詞)
①戦う(動詞)、戦闘(可算名詞)
✅軍隊などを率いての戦いを意味することが多い。ゲームをやる人はおなじみですね。
②(病気や犯罪などの)撲滅のために戦う
動詞になる場合は他動詞なので、against などの前置詞は不要です。
- Many troops had died in the combat.多くの軍人が戦いで亡くなった
- They combat terrorism. 彼らはテロに対して戦う(動詞)
戦いが「起きる」(動詞)
combat, battle, fight が「起きる」を表現するのに適した動詞はこちらでまとめてます。参考にしてください。
come about, happen, occur, take place 「起きる」はどれ
【まとめ】fight battle バトル コンバット 意味の違い
- fight 戦争など大規模の戦いには使わない
- battle 戦争ならcombatと使い分けないが、人権のためになど達成のために戦う場合に用いる
- combat 戦争ならbattleと使い分けがないが、犯罪や悪に対して戦う場合に用いる
- 具体的には可算名詞、一般的な戦いとなると不可算名詞 英語の 数えられる名詞と 数えられない名詞 / fruitは