仮定法の攻略は英文3つを暗記するだけ I wish you were~
仮定法を学ぼうとして、参考書のボリュームの多さに読む前からげっそりしますよね。
筆者は「美人だったなあ」などとつぶやくことが多いのですが、この「~だったらいいのに」が仮定法です。
つまり仮定法とは主に「愚痴」です。
愚痴は「現実じゃないこと」ですよね。
仮定法は複雑なイメージですが、コツがあります。
理論は後回しにして例文を3つだけ暗唱することです。
この勉強法で、仮定法を理解する莫大な時間を節約することができます。
仮定法の攻略は英文3つを暗記するだけ
もくじ
- 英語の仮定法が苦手な人の勉強法
- 暗記文3つ
- 仮定法過去と過去完了
仮定法 苦手な人の勉強法
3つの文章を暗唱していただくだけです。
仮定法はだいたいこの3つがわかれば応用できます。
コツは、解説はあとで読むことです。とにかく暗記してみて、それから解説を読むのが一番良いです。
3つの文を暗唱した時点で、仮定法の80パーセントが攻略できたと言えます。
仮定法の暗記する3つの文
- ✅【暗記文①】 If I had 100 yen now, I could buy an ice-cream.【今】もし100円持っていたら、私はアイククリームが買えるのに
- ✅【暗記文②】I wish you were here. 君が【今】ここにいたらなあ
- ✅【暗記文③】 If I had studied hard, I could have passed the exam. 【過去に】もし一生懸命に勉強をしていたら、僕は試験に受かっていたのに
仮定法 過去と過去完了
仮定法を一番わかりにくくさせているのは「名称」にあります。
仮定法過去、仮定法過去完了 というのは「文型の名称」にすぎません。
コツは、今のことを言う時には「今」と、昔のことを言う場合には「過去に」と、文に入れてみることで各段にわかりやすくなります。(本記事ではすべての例文に【今】【過去に】を入れています)
- 仮定法過去⇒ 【今】のこと
- 仮定法過去完了⇒ 【過去】のこと
【今】のことを言う「仮定法過去」
訳・・・今もし~だったら ~しないだろう
- If I had 100 yen now, I could buy an ice-cream.【今】もし100円持っていたら、私はアイククリームが買えるのに
- If I were a bird. I could fly. 【今】もし私が鳥なら、飛べるのに
**be動詞の場合、主語に関係なくwere にする決まりです。 - If I could sing well, I could be a star. 【今】もし私が上手に歌えればスターになれるのに
【今】のことを言う「仮定法過去」wish
wish で仮定法の文を作れると便利です。
例えばお誘いを受けて、行かれないっていうときにこの表現が有名です。
I wish I could go. 【今】行けたらなあ
やんわりした断り方ですよね。
- I wish you were here. 君が【今】ここにいたらなあ
- I wish I could play the piano. ピアノが【今】弾けたらなあ
- I wish she were my wife.【今】彼女が僕の妻だったらなあ(be動詞のときは主語に関係なくwere)
- I wish I had a car. 【今】車を持っていたらなあ
【過去】のことを言う「仮定法過去完了」
訳・・・【過去に】もし~していたら、
- If I had studied hard, I could have passed the exam. 【過去に】もし一生懸命に勉強をしていたら、僕は試験に受かっていたのに
- If I had been a super man, I would have beaten the bad guy. 【過去に】もし僕がスーパーマンだったら、あの悪人をやっつけたのに
* be動詞の場合も同様に had been となりますね。
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仮定法 過去と過去完了 wish コツと覚え方【まとめ】
- 今~なら、~なのに→
If +主語+過去形、+主語+{could would might}+ 原型 - あの時~だったら、~だったのに→
If +主語+had+過去分詞、+主語+{could would might}+過去分詞 - ~ならなあ→ I wish +主語+過去形
(be 動詞はwere)