salary, wage, paycheck 給料の 意味の違いと使い分け
英語で「給料」を表す単語の代表的なものが3つあります。
salary, wage, pay
これらの違いははっきりおわかりですか?
salaryは 日本語の「サラリー」と同じ意味なのでわかりますね。
これらの3つの単語には使い分けが必要になります。
難しくないので、ぜひこの記事を読んでマスターしてください。
salary, wage, pay 意味と不可算/可算
- salary
- wage
- pay
-paycheck
salary 給料
salaryの意味は(会社員や公務員に支払われる)給料や給与のことです。
日本では月給が主流ですが、アメリカでは、月2回(semi-monthly salary )という会社もあります。
✅給料の額が多い少ないという場合は、large / small あるいは high/low という形容詞で修飾されます
✅通常は、不可算名詞です(salaryを具体的に言うときにのみ可算)
例:
- a basic salary 基本給
- average salary 給料の平均
- increase a salary 給料を上げる
- a substantial salary 世間並みの給料
wage 日給・手当
wageとは、(肉体労働、手作業業務に対して払われる)日給や手当てのこと。
通常wages と複数形で表すことが多いです。
✅額が多い少ないという場合は、large / small あるいは high/low という形容詞で修飾されます。
✅可算名詞です
- daily wages 日給
- minimum wages 最低賃金
- at wedges of $50 a day 一日50ドルの賃金で
- wage increase 賃金引上げ ← 複数にならない
pay 支給
payの意味は、支給する(動詞)・ 支給(可算名詞)
広い意味での報酬という意味なので、salary 給料も wages 日給も包括します。
わからなくなった時はこちらのpayを使えば間違いはありません。
✅payの額が多い少ないという場合は、large / small あるいは high/low という形容詞で修飾されます
- a pay raise 賃上げ
- pay day 給料日
- take-home pay 手取り
- a pay cut 減給
paycheck
paycheckとは、「給料や手当としてもらう小切手」のこと。
paycheckは数えられますので、単数なら a paycheck 、複数であれば paychecks となります。
今日でも昔の名残で、給料のことをpaycheckと(振り込みの給料をもらっていたとしても)表現する人も多くいます。
アメリカでは、個人でも小切手が日常的に使われています。
家賃を払ったり、ローンの支払いをしたりも小切手で支払われることが多いです。
同様に給料も小切手で渡される場合が多々あります。
小切手のことを check と言います。
参考記事 英語の 数えられる名詞と 数えられない名詞 / fruitは
salary, wage, pay 使い分け【まとめ】
- salary 給料
- wage 日給(肉体労働中心)
- pay 広い意味での賃金