不可算名詞の例 fruit, money, work, furniture など
英語の名詞は、数えられるものと数えられないものを判断する必要があります。
日本語にはない法則なので、日本人なら誰も迷ってしまいます。
ほとんどの名詞は、イメージで数えられるか数えられないか分かります。
はっきり何個と数を言えれば可算名詞、言えなければ不可算名詞です。
可算・・・apple リンゴ、book 本 など
不可算・・・water 水、 hair 髪の毛 など
でもイメージだけでは数えられるのかどうか、判断できないものがあります。
今日は紛らわしい【不可算】名詞を解説していきます。
数えられない不可算名詞の例
もくじ
- 荷物
- 証拠
- お金
- 家具類
- 食べ物系
- 仕事
- 装飾品
- 最初からs のついている単語
- 常に複数あつかい
baggage 荷物
baggageは「荷物ひとまとめ」という意味合いで、輪郭があいまいなので不可算名詞です。
荷物がたくさんあっても、This is my baggage.
のように、is で受けます。
✅bag や suits case は、 可算です。
- three pieces of baggage
evidence 証拠
evidence 「証拠」は概念なので、数えられません。
「証拠が2つある」などと日本語では言うので、迷いますが英語では不可算です。
- two pieces of evidence
money お金
money とは、数字「金額」という概念なので、そこに硬貨や札が何枚だということは関係ないとりう理由から不可算です。
bill お札 や coin硬貨 であれば数えられます。
- How much money do you have? いくらのお金を持っていますか
Furniture 家具類
Furniture 家具類です。(家具と訳さず「家具類」と訳しましょう)家具類はどこからどこまでか、あいまいな線引きなので、不可算。
table テーブル や chair 椅子 など個々の物を示すときは、数えられます。
- a piece of furniture
不可算の食べ物系
一見数えられそうで、数えられない食べ物関係の不可算名詞をみていきましょう。
bread (パン) fruit(果物) は不可算
- food(食べ物)
- bread( パン)
- fruit(果物)
- two slice of bread
- Do you like fruit?
日本語「フルーツ」に惑わされないでください。
fruit にsがつくことはないので、発音はフルート (トは無声音で)
✅Vegetableは数えられるので要注意です。
meat(肉)fish(魚)
meat (肉)もfish(魚)も不可算です。
魚は数えられそうですが、「魚肉」のイメージで覚えておくとわかりやすいです。
- one hundred gram of fish
✅飼っている魚は、可算となり、two, three と数をつけることができますが、fishに複数のsが付くことはありません。
- I have two fish.
Work (仕事)job
Work(仕事)は概念での仕事なので不可算。
同様にwork がつく(homework など)単語も数えられません。
✅* 絵画や小説などのwork「作品」の意味になると可算です
✅job(職)は可算になので注意。
- homework 宿題 (不可算)
- Housework 家事 (不可算)
homework 不可算
- I some homework. 私はいくつか(ひとつの)の宿題があります。
✅homework 宿題がひとつだけあるときもいくつかあるときでも、someを使います。
jewelry と jewel
Jewelry(装飾品)は不可算です。
jewel は可算(宝石) となります。
単数なのにsがついてる単語
これらの単語sがついていますが、たくさんあっても常に単数あつかいです
- news(ニュース)
- means(手段、方法)
常に複数形で使われる名詞
- pajamas (パジャマ)
- pants (パンツ)
- shoes (靴)
1着でも複数扱いです。
✅一着、一対、一足はこのように表します。
- a set of pajamas
- a pair of pants
benefit merit advantage 違い と不可算名詞になる場合
数えられる, 数えられない/ fruitは不可算名詞【まとめ】
- 不可算名詞・・・baggage, evidence, money, furniture, food, meat, fish, work, jewelry, bread, fruits
- 常に単数、常に複数の名詞もある