sympathy シンパシーカードの書き方 お悔やみ申し上げますを英語で
悲しいけど、誰でも直面すること。「お悔やみ」を言うシチュエーションです。
筆者はアメリカに20年間暮らしておりました。
そこで培ったアメリカの常識、お葬式での英会話、家族を亡くされた友人へのメール、Sympathy cardの書き方を読んでいただければ、ビジネスで恥をかくことなく気持ちを伝えられます。
家族を亡くした友にお悔やみを言う
もくじ
- お悔やみ状 sympathy card の書き方
・「お悔やみ申し上げます」メールで
・NGワード - 喪中ってあるの?クリスマスカードはどうする?
- アメリカで唯一香典の習慣があるハワイ
- I am sorry
お悔やみ状 Sympathy cardの書き方
- 冒頭に、Dear 遺族の名前
- With Sympathy, (カンマを忘れない)
- サインをします。
with sympathy, は日本語の「かしこ」や「敬具」に当たります。
他にもいろいろな言い方がありますが、with sympathy が一般的です。
自分のサインの真上に書き入れます。
手に入ることができるのであれば、市販の Sympathy card を用意したいものです。
市販のカードには、お悔やみにふさわしいメッセージと絵が印刷されています。
参考記事:欧米はグリーティングカード好き/書き方
「お悔やみ申し上げます」例文
- I’m sorry for your loss of ~. 亡き~さんのお悔やみ申し上げます
- I’m sorry for your loss of father. 亡きお父さんのお悔やみ申し上げます
- My hearts go out to you and your family. 私の心はあなたとご家族に向いています(同情)
お悔やみでのNGワード
- I know how you are feeling.あなたがどう感じているかわかります
(悲しみはわかり得ないですよね) - You will feel better soon.あなたの悲しみはすぐに回復します
(元気づけようとしているのだろうけど、誤解されやすい)
喪中ってあるの?クリスマスカードはどうする?
ずばり!喪中は日本だけです。
家族を亡くした家族は、メリークリスマスも happy new year. も海外では普通に言ってます。
遺族からもクリスマスカードがいつも通り届きびっくりします。
こちらの記事に詳しく書きました。
クリスマスカード 英語での書き方・喪中のとき
私の実母が亡くなった年にたくさんのクリスマスカードが届きました。
皆「お母さんがいなくて寂しいクリスマスでしょう?」などと一言書いてくださってました。
アメリカで唯一香典の習慣があるハワイ
欧米では、香典の習慣はありません。お葬式は声をかけるために参列します。カードをもって行くだけです。
ところがハワイはアメリカの中でも、多文化で日系人も多く住んでいます。そのせいでハワイは香典を渡す人も多くいたり、遺族は「お清め」用意する場合もあります。
香典の金額は$20ほど「気持ち」で良いと思います。
封筒に KODENと書いてお金を入れ、お葬式に持参します。
私がハワイで葬儀に参列したとき、 Sympathy Cardを持ってくる人やKODENを持ってくる人といろいろいました。
日系の方の葬儀だとKodenのほうが多いかもしれません。
両方用意しておいて、周りの流れで決めのもありですね。
I am sorry.
I am sorry.
お葬式で遺族に、このように言葉かけをします。 これだけで十分お悔やみは伝わります。
日本人は、 “I am sorry” は、ごめんなさいじゃないの?と心配になりますが、「お悔やみ申し上げます」という意味もあったのです。
日本人には、 I am sorry. をお悔やみとして言うことに抵抗があります。「ごめんなさい」が染みついているからです。
もともと、I am sorry. は、直訳すると「お気の毒に」という意味なので、ケガをしたとか、財布を無くしたなど、不幸に見舞われたときも
I’m sorry. 「お気の毒に」
と言います。
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【まとめ】お悔やみ sympathy を英語メールで伝える
- 仏教国日本のほうがしきたりが強い
- 欧米在住の方はSympathy Card, メールでお悔やみを伝えるだけの方は、言い回しに注意
- クリスマスカードはいつも通り