英語初心者に日本人の先生がおすすめな理由
「早く英語力をつけたい」
「先生はやっぱりネイティブじゃないと」
英語をとことん学びたいからと言って、ネイティブ先生につかなくてはいけないというのは神話です。
金髪の美人先生に、青い目のイケメン先生に習ってモチベーションが上げたい。
という「別の目的」がないなら、「こだわり」は捨てましょう。
私たちは生まれてウン十年、日本語の概念で生きています。
たとえばappleを知らない単語だったとして、それを英語で説明 red, sweet, fruit…まだ理解することができます。
でも概念的な英語たとえばsociety 、これを英語で説明されたらとても時間がかかります。日本語で「社会という意味」と言われたら3秒でわかりますよね。
授業料を無駄にしないために、良い先生、よくない先生の見分け方も伝授します。
英語初心者に日本人の先生がおすすめな理由
もくじ
- ネイティブ先生なら良いのか
- 英語のダメな先生を見抜く3つのポイント
- 英会話でお金を無駄にしないために
ネイティブ先生なら良いのか
先生は、ただネイティブスピーカーだからよいのでしょうか。
指導経験は全くない、中にはこれが初めての仕事なんていう大学卒業したての先生もいます。
イケメン先生「看板先生」というだけで、実力はない先生もいます。
授業中にスマホが鳴ったり 時間にだらしないなどそもそも社会人として失格。
こんな先生をあてがわれたら、スクールにお金を返してもらいましょう。
ネイティブは米・英国だけでない
英語圏の国といえば、アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリアは誰もが知っていますが、それ以外にもたくさんあります。
たとえばアフリカではガーナや南アフリカ、アジアでは香港やフィリピンも英語が公用語だということを忘れてはいけません。
とくにフィリピンは、フィリピンの東大と呼ばれているフィリピン大学があり、世界中から生徒が来ますから授業は英語です。フィリピン人の方って日本語ができる人が多いので、ポイントが高いです。
それから、「アメリカ=なまりがない」
これは思い込みです。
ちなみに筆者は、もと大統領ブッシュさんの奥様の英語(テキサス州の強いなまり)が聞き取れません。
ハワイ出身の方も方言やなまりが強い人が多いです。
初心者にバイリンガル先生(日本人)がおすすめの理由
ずばり、「英語圏在住が3年以上の経験を持つ日本人の先生」がおすすめ。
私たちは日本にずっと住んでいるのでっている概念が日本語でできています。いくら外人先生が間違いを丁寧に指摘してくれても、細かい文法の説明まで吸収しきれません。
そして、日本人が間違えやすいポイントっていくつかあるんです。
筆者は英語講師をしていて、生徒が入れ替わっても指摘する間違いがほぼ決まっていることに気が付きました。
日本語を熟知している先生しかそこに気がつけないのです。
習得時間が長引けば、それだけ授業料もかさみますよね。早くステップアップしたいのなら、バイリンガル先生がおすすめです。
ダメな先生を見抜く3つのポイント
受講者は生徒ですが、「お客さん」でもあります。
お客さん目線で、厳しくにこやかに先生を観察しましょう。
間違いを指摘してくれない先生
先生の情熱とは、生徒を「良くしたい」と思う気持ちを持っているということになります。
生徒の違いを指摘することは手間がかかることなので、先生がラクをしたければ間違いを放置するでしょう。
話したがりの先生
日本語を話したくて仕方ない先生も、英会話教室あるあるです。
私たちは、アウトプットの機会を作るためにお金を払っているのです。
生徒が英語を話す機会を、意図的に多く作ってくれないと意味がありません。
教材をやるだけの先生
生徒に教材の問題を解かせて、ただ解答を言うだけのラクな授業をする先生もいます。
指導力とは、「生徒のレベルを常に見抜き、生徒の間違いに対して、例を挙げたり補足しながら指導できること」です。
本当に良い先生というのは、生徒が理解したかの確認までやるのです。
英会話でお金を無駄にしないために
スクールの「無料おためし」をできるだけ多く受けてください!
ここで満足とすぐに決めないで、何件もお試ししてから決めることです。
お試しを申し込む時に、「即決はしません。」「何校か試してから決めます」ときっぱりと宣言しておくとプレッシャーもかけられにくいかと思います。
【まとめ】英会話初心者にはバイリンガル先生がおすすめ
- フィリピン人、大学卒者
- バイリンガル 日本人で海外生活3年以上ある人